吉本興業所属の複数の芸人がオンカジに関与!活動自粛や出演シーンのカットが相次ぐ

オンカジ芸人アイキャッチ画像 ニュース

2025年2月、吉本興業所属の複数の芸人がオンラインカジノへの関与を疑われ、警視庁から任意の事情聴取を受けたことが明らかになりました。この問題は、2月5日に吉本興業が「コンプライアンス違反の疑い」として一部タレントの活動自粛を発表したことをきっかけに表面化。発表当時は具体的な名前は公表されませんでしたが、その後の報道で「ダイタク」の吉本大さんや「9番街レトロ」のなかむら★しゅんさん、「令和ロマン」の高比良くるまさん、「とろサーモン」の久保田かずのぶさんなどが事情聴取を受けたことが伝えられました。

高比良さんは、YouTube上で公開した謝罪動画で「オンラインカジノをしていたというのは事実であります」と認め、2月19日には自身のSNSで「今回の件を真摯に受け止め、自らを律する機会とするため、本日から当面の間、芸能活動を自粛させていただくこととなりました」と活動自粛を発表。その一方、久保田さんはラジオ番組で「オンラインカジノはやってない」と強く否定し、任意の事情聴取を受けたことは認めつつも、報道に対する不快感を示しています。

この問題の背景には、オンラインカジノの違法性に対する認識の薄さが指摘されています。一部の芸人はインターネット上で頻繁に目にする広告や、有名人が参加しているとの情報から、オンラインカジノが合法であると誤解していたと述べています。しかし、日本国内から海外のオンラインカジノサイトにアクセスして賭博を行うことは違法であり、賭博罪に問われる可能性があります。警察庁も「オンラインカジノが海外で合法的に運営されていても、国内で賭ける行為は犯罪」と明言しています。

相次ぐ騒動を受け、各メディアや企業も対応を迫られました。テレビ朝日は「今回の事態に不明な部分がある」として、高比良さんと久保田さんの番組出演を見合わせると発表。TBSも特番『ウンナン極限ネタバトル!ザ・イロモネア~笑わせたら100万円~』から令和ロマンの出演シーンをカットしています。さらに、東京ガスは令和ロマンを起用していたCMの差し替えを決定しました。

今回のオンラインカジノ問題は、芸能界だけでなく社会全体に波紋を広げています。オンラインカジノの違法性やリスクについての情報提供が不足している現状が浮き彫りとなり、関係機関やメディアは、オンラインカジノの違法性やリスクについての情報提供を強化し、社会全体で問題の拡大を防ぐ取り組みが求められています。

【参考】
【Yahooニュース】吉本興業、オンカジ騒動を謝罪
【Yahooニュース】【gooニュース】吉本興業オンカジ事実関係調査中
【Yahooニュース】【東スポWEB】複数芸人のオンカジ騒動

コメント

タイトルとURLをコピーしました