常習賭博容疑で11人逮捕!合計18億円のマネーロンダリング事件

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2024年11月1日、オンラインカジノで客に違法賭博をさせたとして、常習賭博容疑でマネーロンダリンググループ「リバトン」の最高幹部とメンバー計11人が愛知県警によって逮捕・送検されたことが発表されました。

オンラインカジノの運営会社と共謀して客8人に違法賭博をさせた疑いで、岡山市の自称会社役員の石川宗太郎容疑者(35)を含め、関与した計11人が逮捕された、というのが今回の事件内容です。

この石川宗太郎容疑者という人物は、犯罪収益をマネーロンダリング(資金洗浄)するグループ「リバトン」の最高幹部であることが分かっています。2024年7月9日に組織犯罪処罰法違反(犯罪収益隠匿)の容疑で大阪府警によって逮捕されています。

今回逮捕された計11名は、リバトングループのメンバーです。警察によると、グループの11人は、海外で違法運営を行っていたインターネットカジノと契約して、8人の顧客に108回の賭博を提供していたことが分かっています。

リバトングループは客に入金させた賭け金を海外へ送金するオンラインカジノの決済システムを構築し、利用した客から入金額(売上)の2%~4%の手数料収入を得ていたようです。

海外の違法オンラインカジノサイト50社以上と契約し、2023年9月頃~2024年3月頃にかけて、確認されているだけでも約4万人の顧客から約18億3千万円の入金が行われました。この資金の流れについて、犯罪で不当に得た収益をマネーロンダリング(資金洗浄)していたと見て、解明を進めています。

今回は、マネーロンダリンググループ「リバトン」が引き起こした、オンラインカジノと日本に関連するニュースをお届けしました。オンラインカジノでお金を賭けて遊ぶ賭博は、日本では違法です。運営する側も遊ぶ側も罪に問われるので、十分に気を付けましょう。

【参考】
【JIJI.COM】マネロングループ幹部ら11人逮捕 オンラインカジノで賭博容疑―愛知県警など
【中日新聞】オンラインカジノで賭博させた疑い、マネロングループ11人逮捕 入金は18億円超

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