2024年10月18日、長野県内の警察署に勤務する20代男性巡査が海外のオンラインカジノで賭博をしたとして、書類送検されたことが発表されました。男性巡査は「数百万円をオンラインカジノに賭けた」と容疑を認めており、オンラインカジノ業界を騒がせています。
長野県内の警察署に勤務する20代の男性巡査がオンラインカジノでの違法賭博の疑いで書類送検された、というのが今回の事件内容です。
男性巡査は2024年3月~同年の6月にかけて、海外のオンラインカジノで違法賭博を行った疑いが持たれました。巡査からの申告を受けて捜査した結果、勤務外・職場外でスマホからオンラインカジノにアクセスして、スポーツ賭博やバカラ賭博で数百万円を賭けていたことが裏付けられ、同年10月18日に書類送検されました。
男性巡査はオンラインカジノで賭博をするために、複数の消費者金融などに借金をしていたことが分かっています。これについて、男性巡査の上司によると、同年5月に「多額の借金をしてしまった」と相談を受けていたようです。
違法賭博に加えて、同僚の被害職員男性からの相談により、男性巡査のセクハラ行為も浮上しました。これについて身辺調査を行った結果、2024年9月に同僚の男性職員にセクハラをしていたことが新たに発覚しました。
オンラインカジノによる違法賭博とセクハラ行為によって、県警察本部は男性巡査に1ヵ月の停職処分を言い渡し、男性巡査は2024年10月18日付けで依願退職したようです。
この件について、男性巡査は「信頼を裏切ってしまい迷惑をかけた人に大変申し訳ありません」と深く謝罪をしています。また、県警察本部監察課も謝罪のコメントを残しています。
今回は、警察署に務める男性巡査が引き起こしたオンラインカジノ賭博事件について紹介しました。オンラインカジノを利用して賭博を行うことは、日本では違法です。法を守る立場の人間が軽はずみな行動をとってしまった、残念な事件となりましたね。
【参考】
【信州NEWS WEB】長野県警の男性巡査 オンラインカジノで賭博の疑い書類送検
【産経新聞】オンラインカジノで賭博疑い、男性巡査を書類送検
【NBS長野放送】【速報】20代男性巡査がオンラインカジノで賭博
【Yahoo!ニュース】【速報】20代男性巡査がオンラインカジノで賭博
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